令和7年12月5日
川口市元郷 隨泉寺(ずいせんじ)において令和7年度埼玉第一教区冬報恩講陀羅尼会が厳修(法要が営まれたこと)されました。
この法要は、真言宗智山派中興の祖 興教大師覚鑁(弘法大師と興教大師 | 大本山成田山新勝寺)<成田山新勝寺様ホームページより転載>が入滅された12月12日近辺に埼玉第一教区僧侶が集まり報恩謝徳をあらわす法要です。
導師に真言宗智山派埼玉第一教区教区長 隨泉寺ご住職渡辺道夫僧正に仰ぎ、10名の職衆(しきしゅう お経を上げ、祈りを捧げる役の僧侶)2名の承仕(じょうじ 裏方で法要の流れをサポートする僧侶)1名の随喜(ずいき 職衆には入らないが一緒に法要に参列する僧侶)そして、6名の寺庭婦人(住職夫人)と隨泉寺檀信徒参集の元、厳粛に営まれました。
光明院住職は法要の会奉行(えぶぎょう 法要の取り仕切りをする僧侶)として興教大師様に報恩謝徳を捧げさせて頂きました。
この法要では法華経 如来寿量品第十六を声明で唱えます。
10名の僧侶による如来寿量品を真言声明で唱える響きに堂内は法悦の満ち満ちた世界になりました。
法要途中では寺庭婦人各位が真心込めて作られた「根来汁」を奉献し興教大師様に捧げられました。
880年経った今も、祈りを捧げているということの現実に唯々、感謝の気持ちでいっぱいでした。
法要に携わって頂いた皆様に心から感謝申し上げます。










