ご本尊不動明王

    

    

慈悲と叱咤の仏さま


当山のご本尊さまは不動明王という仏さまです。親しみを込めてお不動様といわれております。

お不動様は忿怒相と言って怒った怖いお顔をされており、
右手に利剣(りけん)という剣を持ち、
左手には羂索(けんさく)という縄を持っております。
大磐石(だいばんじゃく)という堅い岩の上に座し、
背中には大きな火炎を背負い厳しいお顔でおられます。

利剣は我々の心の中にある煩悩や迷いを断ち切って下さり、

羂索は間違えたものを正しい道に導いて下さり、

大磐石は堅固な御心で物事を最後までやり抜く貫く強い意志をあらわし、

大火炎は不浄なものや障害を全て焼き尽くす浄化の意味があります。

見た目は怖くても、私たちの事を清らかな存在にして下さり、あたかも、私たちの心の中にある迷いや不淨なものを焼き尽くし取り去ってくれて、その人の心に新たな一歩を踏み出す心を作って下さる有難い仏様なのです。

お不動さまのお力のひとつに、迷った人間や道を間違えそうになった者を正しい道に導いて下さるお力があります。
「怒るは感情、叱るは愛情」という言葉があります。時には怖い顔で厳しく叱る事も必要であります。お不動様の厳しいお顔は親が子供をしかる時の慈悲の心のあらわれなのです。
お不動様はいつも光明院の本堂に座し、皆様を見守って下さっております。心を清め、新たなる幸せの風を得る為にどうぞお参り下さい。