月次祭「奉幣(ほうへい)」とは

月次祭は、神宮の重要な恒例祭であり、十二月の月次祭は三節祭の一つに数えられます。祭典では、夜半に由貴大御饌(ゆきのおおみけ)の儀が行われ、翌日の正午に「奉幣の儀」が執り行われます。

奉幣(ほうへい)とは、簡潔に言えば、
天皇陛下のお心を体し、神宮の御前に幣帛(へいはく:神様へのお供え)を奉り、皇室の弥栄、五穀豊穣、国家の隆昌、国民の平安などを祈る、月次祭の中核となる最重要の儀です。

言い換えるなら、「日本の祈りが正式な形で神様へ捧げられる要(かなめ)の瞬間」であり、正午に始まる奉幣は、その中心に位置づけられています。