令和 7年 5 月 22 日より 29 日まで、曹洞宗のご住職方と共に 26 名でイタリアにある普伝寺へご法要隨喜(法螺貝のお手伝い)の為に家内と共に参列してまいります。
そもそも、このご縁は今から2年ほど前に群馬県富岡市長学寺 生沼善裕老師から曹洞宗の若い僧侶方と共に法螺貝研修の為に御来山頂いたのがご縁です。

光明院へ研修に来て下さった曹洞宗生沼善裕老師と曹洞宗僧侶各位

その際に、イタリア行きのご案内を頂きました。光明院役員各位に相談したところ快くお許しを頂き家内共々法螺貝を立て(吹くこと)に行くことが出来ます。
光明院の法螺貝は、住職の祖父(成田山豊栄寺第1世住職 荒井政道師)が孫の私に残してくれた有難い法螺貝です。祖父は法螺貝の講師を務め、NHKなどにも出演する住職でした。
今回、祖父の法螺貝と一緒にイタリアまで行けることは僧侶として孫として本当に有難い法縁です。
法螺貝を吹くのは、ギリシャ神話にも出てくるそうで、トレビの泉でも法螺貝を吹く姿が彫刻されていると聞いております。
又、弘法大師空海が今から約1200年前に白い法螺貝を唐から御請来されており、法螺貝とは大変縁の深さを感じます。
旅の行程では最終日にはバチカン市国へ行き(サンピエトロ大聖堂を含む)ヨーロッパの歴史ある宗教施設で研修することが出来ます。このタイミングでバチカン市国に行けるのは御仏、神仏のご縁を感じます。